2011年5月19日木曜日

チャリティーワークショップに参加して

こんにちわ、shigeです。
 
昨日は、IMSIでチャリティーワークショップに参加させていただきました。
講師の江口先生は、ご実家が福島県郡山市ということで、
震災直後から現地に度々入り、避難所でセラピーを続けていらっしゃいます。
 
特に避難所で不眠不休で働かれている、役所や保健関連の皆さんを、
最初にケアされた際の言葉にならない思い、その体験がとても心に響きました。
みなさんのために働かれている方々も被災者であること、
でも何事も避難所にいらっしゃる方々が優先であること、
そのうえ、帰る家もないということ、
さらに、原発の問題も重なり県内でも差別があるということ。
目をつぶって深呼吸する時間など皆無であったでしょうし、
今後も続いていくということ。
 
本当のいまの現状、今後について、真摯に考え、向かい合っていらっしゃる姿に、
とても感動したと同時に、やっとわたしにも一歩踏み出す勇気が出てまいりました。
 
震災後は、一番近くにいらっしゃるお客さまや家族、友人をサポートすることを、
と思い日々ワークし、セラピスト同志でも話し合う機会も多くなってまいりました。
 
そして、ボランティアとして、一人の人間としての被災地に入る心構え、
自分でも頭ではわかっているつもりでしたが、
江口先生のお話しをお聞きすることで、あらためてまた気持ちも引き締まりました。
 
始めることも勇気が必要、
でもそれ以上に継続することにはもっともっとエネルギーと愛が必要。
そして、自分や家族の生活や健康がきちんキープされること、
それ以外にあるスペース(余裕・余白)で出来ること続けること、
これがボランティアであるということ。
 
より深く考えるきっかけを頂きました。
 
そろそろ動きだしたいと思います。
 

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